女性用コンドームとは？装着方法や避妊としての効果を知る

男性用の避妊道具として知られているコンドームですが、実は女性用のコンドームもあるんです！

しかし、あまり浸透していないためか使い方や種類が分からない方も多いようですね。

女性用コンドームの利点や値段などの他、種類、付け方などを詳しく見てみましょう！

 

 

「女性用のコンドームって？」

 

女性用のコンドームと聞いて、どんなものを想像しましたか？

その実物がコチラ↓

男性用のコンドームに比べて、少し大きく、精液溜まりが先端に付いていませんね。

これは、女性の性器の中にすっぽりと入るため、精液溜まりがある必要がない事が理由です。

実は、この女性用コンドームはかなり前から発売しており、コンドームの大手販売会社である不二ラテックスが輸入・販売していました。

しかし、いまいち普及していないのが現状です。

その大きな理由の一つが、値段が男性用のコンドームに比べて高い事と言われてきました。

ヤフオクなどでは、1つ約600円程とかなり高価なようです。

日本では製造はしておらず、販売も終了している物が殆どですね。

 

アメリカ等海外では普及しており、輸入すれば購入は出来るようですが現在日本では入手する手段は限られているようです。

ネット通販でも日本のショップでは取り扱ってはおらず、アメリカのアマゾン等から直接輸入するしか方法は無いですね。

コチラは1個1ドル程度ですが、送料がもの凄い値段を取られてしまうので大量に購入するので無ければあまりオススメは出来ません。

 

 

「どうやって付けるの？」

 

女性用コンドームは意外と大きく感じますが、付け方はどうするのでしょうか

女性用コンドームは、リングが中に入っている形状をしています。

まずは、そのリングを、鉛筆を持つような持ち方で細長く曲げます。

そのまま、タンポンを入れるような感覚で膣内に挿入します。

リングを水平に滑らせて中に入れていくように挿入して下さい。

内リングを挿入出来たら、コンドームの中に手を入れ内リングを膣の奥に押し込むように入れていきます。

子宮の入り口に当たるように、背中方向に押し上げて入れてあげると上手く挿入出来ますよ。

しっかりと挿入出来た場合、子宮口に沿って広がるため、異物感がなくなります。

異物感が残っている場合リングが上手く中で広がっていない事が殆どのため、もう一度しっかりと挿入し直してみて下さい。

その後、外側に出ている外部リングを広げて準備は完了です。

 

コンドーム内で射精をするまでセックスを楽しむ事が出来るほか、前もって準備しておく事も可能です。

使用後は、精液がこぼれないように注意しながら引き抜き、そのままゴミ箱に捨てて下さい。

その際、コンドーム自体を捻りながら引き抜く事で、精液がこぼれないように引き抜く事が可能です。

こうして説明していて感じる事は、やはり男性用のコンドームと比べて手順が複雑ですね。

この煩わしさが、女性用コンドームが普及していない主な原因でしょう。

ですが、女性がピルなどの経口薬以外で自主的に避妊を出来る方法なので、使い方だけでも覚えておきましょう。

 

 

「避妊の効果はどのくらい？」

 

これだけ面倒な手順を必要とするのですから、避妊の効果が気になりますよね？

その効果は、男性用コンドームと同程度と言われています。

パール指数（1年間にそれぞれの避妊方法を行った100人の女性のうち何人が妊娠するか（避妊を失敗する）のパーセンテージです） で言うと、6.3%です。

これはあくまでも正しく使用した場合の数字であり、正しくない方法、例えば連続で同じコンドームを使用した場合などにはこれ以上にパール指数は上がるため、しっかりと知識を付けて正しく使いましょうね！

 

 

このように、女性用コンドームは非常に入手しにくく、また装着手順も男性用の物と比べて複雑ですが、男性側の圧迫感や違和感が少ないという利点が多そうです。

今後、普及してくる可能性も多いにあり得るため、今のうちにしっかり勉強しておきましょう。