コンドームの使用・消費期限と正しい保管方法を知ろう

 

コンドームには、使用期限があるという事を知っていますか？

期限がある事を知っている方は、実は思いのほか少ないのです。

一体どれぐらい保つのか？

また保管方法はどうすれば良いのでしょうか？

 

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コンドームの期限切れにご用心

 

コンドームの消費期限はどれぐらいの長さなのでしょうか？

よく見ると、実はコンドームの箱に消費期限がちゃんと書いてあるのです！

しっかり記載されていますね！

しかし、あまり外箱を見ない方も多いのではないでしょうか？

すぐに捨ててしまう方も多いはず。

では外箱が無い場合はどうすればいいのでしょうか？

一般的に、コンドームの消費期限は5年と言われています。

そのため、この場合は買った日付を覚えている場合は逆算する、もし分からない場合は残念ながら使用を控えた方がいいでしょう。

この消費期限が5年と言うのはどこから来ているのか？

それは各メーカーの独自の判断基準によっているのです。

そのため、メーカーによっては8年と定めている所もありますからね。

実際には製造技術が向上し、品質も高くなっている事から10年でも理論上は大丈夫だと言われています。

しかし失敗無く避妊をしたいならば、メーカーの発表通り5年以内の物を使うようにしましょう。

 

 

保管場所が重要

 

コンドームを保管する際に、場所をよく考えていますか？

隠しやすいところや、持ち運びやすい場所に入れている方が大半の現状ですが、場合によっては劣化が早まってしまい避妊失敗のリスクが高まってしまう恐れがあるのです。

保管しては行けない場所をピックアップしてみました！

 

・高温多湿の場所

コンドームは基本的にゴムで出来ています。

ゴムは高温多湿に弱く劣化が早まってしまうため、このような場所に長い間保管しておくのはやめましょう。

 

・直射日光が当たる場所

直射日光や蛍光灯の光もゴムの天敵です。

そのためコンドームの外箱や個別の包装は中身に直接光が当たらないように、透明な物は殆ど使っていません。

また

「直接光が当たらないのだから、日の光が当たる場所で保管しても大丈夫なのではないか？」

と思われるかもしれませんが、その場合箱や包装の中で熱を帯びてしまい、劣化しやすくなる原因にもなってしまいます。

 

・洋服ダンス

洋服ダンスに入っている防虫剤が、実はコンドームの劣化を促進してしまいます。

その原因は、防虫剤に含まれる揮発性分です。

安易に洋服ダンスの中に入れないようにしましょう！

 

・財布の中

一番入れては行けない場所が財布の中です。

取り出しやすく隠しておきやすい為に入れたくなるのですが、

 

絶対にやめてください。

 

財布はポケットやバッグに入れますが、その時に他に入っている物に圧迫されたり擦れてしまってコンドームが破ける恐れがあります。

特に小銭入れの中に入れるのは論外です。

小銭との摩擦だけでなく、銅に弱いのです。

銅から発生する銅イオンという物が、コンドームのゴム繊維に小さな穴を空けてしまい、それが原因で破けるというもの。

10円玉は銅で出来ていますから、一緒に入れる事がどれだけ危険か分かるかと思います。

 

・化粧ポーチの中 

財布と同じような理由で化粧ポーチもいれてはいけません。

こまごまとした物が入っているため擦れてしまうのは勿論、化粧用品に使われている石油系の成分がコンドームに取って大敵だからです。

 

 

どう保管・持ち運べば良い？

 

保管や持ち運び方の正しい方法はどうすればいいのでしょうか？

 

・保管方法

保管する際は、必ず箱のまま保管しましょう。

保管する場所は、机の中や棚などがオススメです。

 

・持ち運び方法

持ち運ぶ際も、箱から取り出した状態のまま持ち運ぶのはいけません。

そこで、

 

・眼鏡ケース

・タバコケース

・名刺入れ

 

これらで使用していないものなどを再利用してコンドームケースにしてしまいましょう。

また、実際にコンドームケースという物が販売されているようです。

コンドームは正しい使用方法は勿論ですが、正しい管理方法も学んで避妊事故が起きないように気をつけましょうね！