【第2弾】コンドームを使わないとこんなに怖い性病に罹るかも？

以前にコンドームを着用しない状態で性行為をすると恐ろしい性病にかかってしまうかもという警告を書かせて頂きました。

勿論性行為は本来はコンドーム等避妊道具を使用しない、子供を作る為の行為です。

しかしいわゆる生セックスはそう簡単にしていい行為ではありませんし、特に性病は命に関わる事態になる事もあるため、今後の性生活の為にも正しい知識を持っていて欲しいのです。

 

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まだある性行為感染症！

 

・尖圭コンジローマ

尖圭コンジローマはヒト乳頭腫ウイルス（HPV）に感染する事によって発症する性感染症で、男女を問わず性器周辺や肛門、稀に口等に乳頭状のイボが出来るという感染症です。

この病気は実は恐ろしい病気と言う訳ではありません。

悪性変異する事もあまりなく病気の危険度はそこまで高くはないでしょう。

しかしこの尖圭コンジローマの厄介な点は「病気の期間が長い」という事ですね。

潜伏期間は一般的には1ヶ月から2ヶ月、長いと8ヶ月も潜伏する事もあるのです。

発症すると性器周辺にイボが出るのですが、症状が現れず1年以上も潜伏した状態のまま自然治癒する事もある為無自覚で感染が拡大していくのです。

その為「元パートナーとの性行為で感染していて新しく出来たパートナーに感染させてしまう」という事が起こりうるのです。

さらに治療を施しても他の部位への接触感染により長期的に感染状態が続いてしまう事もある為、やはり特にパートナーと触れ合う事の多い性器はコンドームで保護する事をオススメします。

 

・性器ヘルペス

性器ヘルペスは下半身周辺に感染してしまうヘルペスウイルスが病原の感染症です。

この病気は単純ヘルペスウイルスによって引き起こされるのですが、唇や顔等に現れる口唇ヘルペスを引き起こすものと性器ヘルペスを引き起こすものの2種類が存在しています。

潜伏期間は2日〜12日程ですがその症状は初感染時に重くなり、

 

・ヒリヒリする

・むずがゆくなる

・灼熱感

・痛む

 

等の症状が起こると共に赤いブツブツが出来て水ぶくれになります。

その後激しい痛みが襲ってくるという、デリケートゾーンでは決して経験したくないような事態が起きてしまう事に。

治療には抗ヘルペスウイルス薬を状況に応じて塗り薬・飲み薬・静脈点滴等を使い分ける事になります。

一度感染したウイルスを消滅させる事は不可能な事から今後一生付き合っていく事になるのですが、殆どの場合は体に抗体が出来てウイルスの活動はなくなります。

 

・鼠径（そけい）リンパ肉芽腫

鼠径リンパ肉芽腫はクラミジアの親戚であるクラミジア・トラコマチスという微生物の感染により起こる病気で、性行為で感染する性感染症の一つで「性病性リンパ肉芽腫」とも呼ばれています。

性行為によって感染するとこの微生物は太ももの付け根のリンパ節に侵入し、この部分が腫れ上がり膿が出るといった症状が出る事も。

潜伏期間は1〜2週間程で、発熱や頭痛等も伴います。

淋病・梅毒・軟性下疳に続いて「第四性病」とも呼ばれており、昔は性病防止法に挙げられていたほど多発していました。

現在では国内では殆ど感染の報告がない病気となっていますが、未だに診断した医師の届け出が義務づけられているようですね。

 

 

まとめ

 

どれも性交渉で感染してしまいますが、特に危険なのが新しく出来たパートナーと生でセックスする時ですね。

自覚症状がないものだったり潜伏期間が恐ろしく長いものもあります。

パートナーの事を本当に考えるならばしっかりとコンドームを着け、仮に自分が性病に感染しているかもと疑わしい時はすぐに病院に行きましょう。

自分一人の問題ではなく、今後長く同じ時間を過ごす事になるパートナーと自分の2人の問題であるという事を覚えておいて下さいね。

その為にも正しくコンドームを着け、自分にぴったりの物を使う事に気をつけ、消費期限や保管方法にも気を使いましょうね！